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曙ブレーキ工業(東京都中央区)は8日、インドネシアのアストラ・グループと合弁でベトナムに新会社を設立すると発表した。二輪車用のディスクブレーキとマスターシリンダーを製造し、主要取引先であるヤマハ発動機の現地工場にほぼ全量を納入する計画だ。同社がベトナムに拠点を設けるのはこれが初めて。
新会社の名称は「曙ブレーキ・アストラ・ベトナム(AAVH)」で、今年11月の設立を予定。当初の資本金は150万米ドル(1米ドル=約78円)で、段階的に増資していく方針だ。出資比率は曙ブレーキが20%、同社とアストラ・グループの折半出資子会社である曙ブレーキ・アストラ・インドネシア(AAIJ)が60%、アストラ・グループの自動車部品会社アストラ・オートパーツが20%で、曙ブレーキとアストラ・グループが直接、間接合わせてそれぞれ折半出資する格好となる。
曙ブレーキの広報担当者によると、当初はハノイ近郊の工業団地のレンタル工場(貸工場)で生産を行う予定で、現在、工業団地を選定している段階。操業開始は来年7月を見込む。まずは年産50万個体制でスタートし、需要に合わせて段階的に生産能力を引き上げていくという。2015年に売上高12億円を目指す。
インドネシアの生産拠点であるAAIJでは、製品のほぼ全量をヤマハ発動機が同国に持つ工場向けに出荷している。ベトナムでも同様に、製品はヤマハ発動機の工場に納入する。
また、ベトナムに四輪車向けのブレーキ部品の自社工場を建設することも、「今後の課題」(広報担当者)としている。
■競争力強化とリスク低減
曙ブレーキはインドネシアのAAIJのほか、タイに曙ブレーキ(タイランド)、中国に広州曙光制動器と曙光制動器(蘇州)といった生産拠点を持つ。ベトナムへの工場進出は、6月に発表した中期経営計画で打ち出したアジア事業拡大計画の一環。成長市場で受注を拡大し利益を最大化することで国際競争力を強化するとともに、生産拠点分散によるリスク低減を図る。
10年度のアジアでの売上高は前年比35.2%増の214億1,300万円、営業利益は同68.8%増の37億2,600万円。ベトナムへの拠点設置などをばねに、13年度には売上高を300億円に引き上げたい考えだ。
三菱商事は8日、同社の豪子会社である三菱デベロップメント(MDP)と資源大手リオ・ティントが共同で、石炭会社コール&アライド(C&A)に対し、両社保有分以外の株式取得を提案したことを明らかにした。株主を2社とし、柔軟な運営を実現する構えだ。ただし合意に至るには、規制当局の許可や少数株主の承認など多数の条件があり、現在行っている協議も流動的のようだ。【NNA豪州編集部】
同提案での買い取り価格は、C&A株1株当たり122豪ドル(約9,940円)で、今月26日に支払い予定の配当(1株当たり1.2豪ドル)を加え、合計で123.2豪ドルとなるもよう。この価格は5日のC&A社の終値91豪ドルに対し35.4%のプレミアムを上乗せした形。
リオ・ティントはC&A株の75.71%を保有する最大株主で、MDPは同10.2%を保有している。今回の提案が実現すれば、リオ・ティントが同80%、MDPが同20%をそれぞれ保有する見通しだ。
C&Aは豪証券取引所(ASX)に上場する豪州最大級の石炭会社。現在ニューサウスウェールズ(NSW)州ハンターバレー地区で3つの炭鉱を保有している。
■株主構成を2社に
三菱商事の広報担当はNNA豪州の取材に対し、「C&Aの株式取得が実現すれば、株主構成が2社となり、より柔軟な運営が可能となる」とコメント。ただ、合意に至る可能性については「明示できない」としている。C&A株の6.3%を保有する資産運用会社パーペチュアルは、新たに有利な提案がない限り、同提案を支持する姿勢を示しているものの、C&Aは「注意深く検討する」と明言を避けている。
[ニューヨーク 8日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)前専務理事のストロスカーン被告(62)から性的暴行を受けたとして告訴した米ニューヨークのホテル従業員、ナフィサトゥ・ディアロさん(32)が8日、同被告を相手に民事訴訟を起こした。
ディアロさん側は訴状で、IMFトップだったストロスカーン被告が米国では刑事免責となると考え、ディアロさんに対して「暴力的に性的暴行を加えた」とし、女性としての尊厳を侵害するなどしたと主張した。
一方、ストロスカーン被告はこうした嫌疑を否定し、弁護士はいかなる性的関係も合意に基づくものだったとしている。
同被告に対する刑事裁判は、検察側がディアロさんの証言をめぐり信ぴょう性に疑義があるとしたため延期されており、訴追取り下げの可能性も出ている。
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